World
SSD耐久テスト
第18回 リードオンリーのデータ保持期間はどれぐらいなのか (2013.12.18)
東芝製SSDは寿命に到達する前に、リードオンリーになってデータを保護してくれるが、この状態でのデータ保持期間はどれぐらいだろうか。通常であれば、すぐに他のSSDにコピーするだろうから、長期間の保持は不要と思われるが、ある程度の余裕はほしいところだ。

Puppy Linuxで他のSSDに全部コピーをしてから、リードオンリーを確認したときのSSDと比較すれば、正しく保持できているかわかる。リードオンリーになったCSSDがあるので、実際どの程度保持できるのか調べ……。


本当はリードオンリーから1週間後に、CSSDのテストを始める予定だったが、既に6日目で17.2%のデータ化けが見つかってしまった。これにはWindowsが使用するフォルダーは含まれないため、SSD全体から見ればもっと少ない比率になると思われるが、データを保持するという意味では、0.1%でもデータ化けは困るわけで、始まる前にテスト終了になってしまった。

データ化けしているファイルを比較すると、ファイルサイズは同じだが、途中からデータが化けていた。何回コピーしても同じアドレスが同じように化けるので、想定外な書き換えが発生してしまったのだろうか。
データ化けたまま2週間経過で終了 (2013.12.27)

6日目の時点でデータ化けしているので、テストを続けても意味がないのだが、2週間経過してもデータ化けは17.2%のままだった。このあと2ヶ月後にも読み込めることを確認した。

とりあえず正常なデータ保持期間は、6日未満として記録しておく。
Home